スタッフブログ・家づくりコラム
共働き夫婦に人気の家づくりとは?毎日の暮らしをラクにする間取りと工夫
2026.06.22

共働き世帯が増えている今、家づくりに求められるものも大きく変化しています。以前は「広いリビング」や「収納の多さ」が重視されることが多くありましたが、最近ではそれに加えて、「家事のしやすさ」や「生活動線の効率」が重要視されるようになっています。
仕事に育児、家事と、毎日忙しく過ごす共働き夫婦にとって、家は単に帰って寝る場所ではありません。限られた時間の中でも快適に過ごし、家族との時間を大切にできる空間であることが求められています。
そのため注文住宅では、共働き世帯ならではのライフスタイルに合わせた間取りや設備計画が人気を集めています。毎日の負担を少しでも減らし、家事効率を高めることで、暮らしそのものにゆとりを生み出すことができるからです。
今回は、共働き夫婦に人気の家づくりのポイントや、後悔しないために考えておきたい間取りの工夫について詳しくご紹介します。
共働き世帯の家づくりで大切なのは「時間効率」
共働き夫婦の暮らしで最も大切になるのが、「限られた時間をどう使うか」という視点です。朝は出勤準備や子どもの支度で慌ただしく、夜は帰宅後すぐに夕食や洗濯、片付けに追われる家庭も少なくありません。
だからこそ、家づくりでは「移動を減らす」「片付けやすくする」「同時進行しやすい環境を整える」といった工夫が重要になります。
例えば、キッチンから洗面脱衣室までの距離を短くすることで、料理をしながら洗濯を進めやすくなります。また、玄関からファミリークローゼットへ直行できる動線をつくれば、帰宅後すぐに上着や荷物を片付けられ、リビングが散らかりにくくなります。
このように、毎日の「ちょっとした手間」を減らす積み重ねが、暮らしやすさを大きく左右します。
家事ラクを叶える「回遊動線」が人気
近年、共働き世帯に特に人気なのが「回遊動線」を取り入れた間取りです。回遊動線とは、家の中をぐるりと回れるようにつながった動線のことで、行き止まりが少なく、スムーズに移動しやすい特徴があります。
例えば、「キッチン→パントリー→洗面脱衣室→リビング」といったように、家事動線をつなげることで、料理や洗濯、片付けを効率よく進めやすくなります。
共働き家庭では、家事を夫婦で分担するケースも多いため、お互いの動線がぶつかりにくい設計にすることで、ストレス軽減にもつながります。
また、回遊動線は子育て世帯との相性も良く、お子さまが家の中を移動しやすかったり、見守りやすかったりするメリットもあります。
「毎日の動き」をイメージしながら間取りを考えることで、家事効率だけでなく、暮らし全体の快適性を高めることができます。
共働き夫婦に人気の「ランドリールーム」
共働き世帯の家づくりで注目されている設備のひとつがランドリールームです。
仕事から帰宅した後に洗濯をする家庭も多く、天候や時間帯を気にせず室内干しできる空間は、非常に便利です。特に最近では、花粉や黄砂、梅雨対策としても室内干し需要が高まっています。
ランドリールームを設けることで、「洗う・干す・たたむ・しまう」という一連の流れを短い動線で完結しやすくなります。
さらに、ランドリールームの近くにファミリークローゼットを配置すれば、乾いた洗濯物をそのまま収納しやすくなり、家事負担を大きく軽減できます。
毎日繰り返す家事だからこそ、少しでもラクになる工夫を取り入れることで、生活のゆとりにつながっていきます。

収納計画で「片付けやすい家」にする
共働き家庭では、「片付けやすさ」も重要なポイントです。忙しい毎日の中で、細かく整理整頓を続けるのは簡単ではありません。
そのため、収納は「量」だけでなく、「使う場所の近くにあるか」が大切になります。
例えば、玄関近くにファミリークローゼットを設ければ、コートやバッグをリビングへ持ち込まずに収納できます。また、キッチン横にパントリーを設置することで、食材や日用品のストック管理もしやすくなります。
さらに、お子さまの学校用品やランドセル置き場をリビング近くにつくることで、自然と片付け習慣を身につけやすくなるというメリットもあります。
収納は「隠す」ことだけが目的ではなく、「片付けやすい流れ」をつくることが重要です。
在宅ワークに対応できる空間づくり
近年は、在宅ワークやリモートワークが増えたことで、家の中にワークスペースを求める方も増えています。
共働き夫婦の場合、夫婦それぞれが仕事をする可能性もあるため、集中しやすい環境づくりが重要になります。
例えば、リビングの一角にカウンタースペースを設けたり、小さな書斎スペースをつくったりすることで、仕事や家事、子どもの勉強など、多目的に活用できます。
また、完全な個室でなくても、適度に家族との距離感を保てる半個室空間は人気があります。
これからの家づくりでは、「働く場所」としての機能も考えておくことで、ライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。
共働き世帯は「性能」も重要
忙しい共働き家庭だからこそ、住宅性能も重要になります。
例えば、高気密高断熱住宅は、一年を通して室温を安定させやすく、冷暖房効率が良いため、光熱費を抑えやすくなります。また、帰宅後すぐに快適な室温で過ごせることは、日々のストレス軽減にもつながります。
さらに、換気性能や湿気対策をしっかり行うことで、室内干しのニオイ対策や結露対策にも効果が期待できます。
性能面はデザインのように目立ちにくい部分ですが、毎日の快適性に大きく関わる重要なポイントです。
家族との時間を増やせる家づくりへ
共働き家庭にとって、家事効率を高める最大のメリットは、「家族との時間を増やせること」です。
移動しやすい間取り、片付けやすい収納、効率的な家事動線。こうした工夫によって毎日の負担が減れば、その分、家族でゆっくり過ごせる時間が生まれます。
忙しい毎日の中でも、食事を一緒に楽しんだり、子どもと遊んだり、夫婦でゆっくり会話したりできる時間は、暮らしの満足度を大きく左右します。
家づくりは、単に「おしゃれな空間」をつくることではなく、「どんな毎日を送りたいか」を考えることが大切です。
まとめ
共働き夫婦の家づくりでは、デザイン性だけでなく、「暮らしやすさ」や「時間効率」を重視した設計が重要になります。
回遊動線やランドリールーム、ファミリークローゼットなど、家事負担を軽減する工夫を取り入れることで、毎日の暮らしは大きく変わります。
また、高気密高断熱などの住宅性能を高めることで、快適性や省エネ性も向上し、長く心地よく暮らしやすい住まいにつながります。
注文住宅だからこそ、自分たちのライフスタイルに合わせた家づくりが可能です。これから家づくりを考える方は、ぜひ「家族がもっとラクに、もっと心地よく暮らせる家」という視点を大切にしながら、自分たちらしい住まいを考えてみてはいかがでしょうか。